とんこつたんの本棚

読書と映画、アニメ観賞。いいなと思った作品を紹介します。何読もうかな、何みようかなーと悩んだときに参考にしていただけたら嬉しいです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

一人称単数 村上春樹 著

一人称単数 (文春e-book) 作者:村上 春樹 発売日: 2020/07/18 メディア: Kindle版 一昨日、本屋さんの目の前をフラット通ると 「村上春樹」 の文字が目に飛び込んできました。 (以下ペンネームとして、呼び捨てで書かせていただいてます。ご了承ください。…

ケーキの切れない非行少年たち 宮口幸治 著

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 前から気になっていてやっと読めた本です。 まずタイトルが秀逸ですよね。 表紙の絵と合わせて、「え、なに?」と、ぐっと引き付けられます。 なぜ少年たちは非行に走るのか? そもそも少年院に入るような子供はみ…

映画レビュー【帝一の国】

帝一の國 漫画原作を映画化。 漫画ならではの設定が満載です。 主人公の帝一の夢は 「自分の国をつくること」 そんために総理大臣を目指します。 しかし総理大臣になるためには、まず有名名門校である海帝高校の「生徒会長になる」 ことが絶対条件。歴代の首…

【映画レビュー】ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に(字幕版) 言わずも知れた名作。 ずっと見たいと思っておりましたが、ついに見ることができました。 さすが名作。 名作の名にふさわしい。 主人公は不実の罪で刑務所行になります。 品があり、知的で紳士な彼に周りの囚人たちは戸惑い、…

【映画レビュー】ファンタスティックビースト

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(吹替版) もう見て! いいから見てください! ハリーポッターファンなら必見。 期待を裏切りません! ハリーポッターオタクの喜ぶネタ満載!! ファンタスティックビースト待望の2作目。 まずは1作目見てほ…

【映画レビュー】アラジン(実写版)

アラジン (字幕版) ディズニーアニメで大好きなアラジンが実写化!!?? ウィル・スミスが青塗ジーニー!? 正直アラジンが好きすぎて、実写化に対して疑心暗鬼でした。 あまり期待しすぎず、青塗ウィル・スミスを楽しむつもりで見たのですが 結構いいんじ…

『夢を叶えるゾウ』 水野敬也著

夢をかなえるゾウ文庫版 自己啓発本のようですが、物語としても面白く、読んだ後にやる気と元気をもらえる。そんな内容の本です。 研究がうまくいかず、対人関係でも悩みを抱え、毎日学校に行くのが本当に嫌...そんな時にこの本をよみました。何か流れを変え…

『何者』 朝井リョウ著

何者 (新潮文庫) 現代の就活に対して、皆がある程度感じているだろう違和感や不快感を非常に的確に描き出した本。 朝井リョウさんの書く文章は本当にすきです。 なんでこんなに違うタイプの人間を、まるで本人であるようにかき分けられるのか。 毎回感嘆させ…

『愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ (光文社新書)』 岡田 尊司 著

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書) なーんか生きにくいな.... 自分人付き合い苦手なだな.... 人に気を使いすぎて疲れる。 こんなこと思ってる人も多いのでは? 本のタイトルから少し専門書のような雰囲気を感じますが、そんなことはありません…

『悪いものがきませんように』芦沢 央 著

とにかく読んでーーー! やられた、またやられちゃいました。 完全に騙された。 芦沢さんの本はいつも最後数ページで「え?」となってもう一回読み返したくなりますよね。なので警戒して読んでいたんですが、またしても「先入観」に負けてしまいました。本と…

『愛がなんだ』 角田光代著

映画にもなった『愛がなんだ』 角田光代さんの本が原作です。 読んだ後 そういう終わりかぁぁぁぁっぁ 愛ってなんだぁぁっぁぁぁ 所謂『愛がなんだ』症状(と妹と勝手に呼んでいる)にかかりました。 ざっくり言ってしまうと、全く物語が解決しないんです。…

【映画レビュー】パラサイト 半地下の家族

第72回カンヌ国際映画祭の最高賞をとってから話題の「パラサイト」、先日観てきました。いや面白かった!! www.parasite-mv.jp この後どうなるんだろう、と展開を予想しながら見るんですが、話がどこに向かうのか全然読めないんです。え、?どうすんの?っ…